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英語のお勉強

ピアノ学習からヒントを得た英語学習法〜暗唱編

このブログはピアノ学習者のための記事中心ですが、筆者は英語学習にも興味があります。

子ども時代から英語を喋りたいという願望がありましたが、英語を真剣に勉強する必要性がなく、気がつけば40才になっていました。それまでだらだらと続けていた英語学習。毎日聴いていたNHK「ラジオ英会話」は、テキストなしでもだいたいは聴きとれていたので、それでよしとしていました。

しかし、そんな状況を続けても、会話ができるようにはなりませんし、英語力は上がりません。「憧れの英語を話せないまま人生が終わるのは嫌!」と強く感じ、約2年前から心を入れ替え、テキストのダイアログを暗唱することにしました。

この記事では、この2年間、英文の暗唱を続けて感じたこと、ようやく気がついた効率的な英文の覚え方について、ピアノ学習との共通点より紹介します。

忙しい人でも、時短で毎日確実に英文を覚えられる方法です。

英語の暗唱を2年以上続けてみた

いつか英語を喋れるようになりたい、という想いで英語の暗唱を始めました。2年以上続けて、気がついたことを紹介します。

NHK「ラジオ英会話」のダイアログ暗唱

NHKのラジオ英会話は平日5日間、15分ずつの放送があります。講師の大西先生はいつも口をすっぱくして「喋れるようになりたいなら、ダイアログの暗唱が何よりも近道です」と仰います。それもあり、ここ2年間毎日、テキストのダイアログ(英文)を毎日覚えるようにしました。

筆者が英語に費やせる時間は1日約30分。暗唱を始めた当初は、どんなに集中しても、30分だけではテキストの内容を中途半端にしか覚えられずに、すぐに次の日がやってくるという現実でした。

それでも、英文を暗唱を続けるようになってからは、それまで全く聴きとれなかったリスニングの教材の内容が理解できるようになるという変化を感じるようになりました。

それまでやっていた「シャドーイング」も、リスニングの練習としては1番効果を感じた練習方法でしたが、会話することを目指すには、シャドーイングだけでは十分ではなかったようです。

英文を暗唱しても中途半端では役に立たない

英文の暗唱は英語上達に効果的。続けるほどに、ものすごくそう感じるようになりました。

しかし、せっかく覚えようとしても、英文が口から「すぐに」「すらすら」レベルで出てこなければ、会話では役に立ちません。筆者の勉強は、実際には、練習時間が足りておらず、スラスラと暗唱するには不十分でした。

1日当たりの目標としては、「ラジオ英会話」の1日分の放送の英文全てを覚えることでしたが、いつも中途半端。練習に費やせる時間をそれ以上増やせないとなると、覚える量を減らそうか、とも考えました。

それでも、その日の放送内容の全ての英語は把握はしたい。せっかくの充実したテキストを網羅できないのは心残りになる。どうすればいいのかと迷いながらも、暗唱を続けていました。

ピアノ学習と英語学習の共通点

以前より、ピアノ学習と語学学習には共通点がある、と感じていました。

ピアノにおいて、新しい曲を始める時。中途半端に1ページ弾けるより、短くてもいいから「確実に弾く」レベルにすることが大切です。最初はゆっくりでもいいのです。ただし、止まらないこと。そうでないと、自分のものになりませんし、先生から指導すらしてもらえません。

筆者も以前、ついやってしまっていたことですが、早く譜読みを終わらせたくて、中途半端な状態のまま、次を進めてしまう。そのように、最初から最後までざぁ〜っと弾くという練習方法は、きちんと曲を仕上げるということにおいては、効率が悪いのです。

確実に弾ける箇所を増やしていく。両手で難しければ、片手ずつ、ゆっくり練習する。それがピアノ学習には、近道です。

効率的な英文暗唱のコツ

前項の「ピアノ学習と英語学習の共通点」をヒントに、「英文を覚える効率性」を見直し、数カ月間試してみました。

その成果もあり、ラジオ英会話の1日の放送分を短時間で覚えられるようになってきました。そのコツについて説明します。

1文における暗唱回数は「スラスラ」までを目安に

覚えたい英文は、1文につき続けて10回以上読むことが効率的です。そしてテキストを見ずに最低10回くり返すこと。それでも自信なければ、さらに10回、20回と続けます。

とにかく、ある程度すらすら言えるようになるまで、くり返すこと。そうなるまでは、次に進みたい気持ちを抑えて、1文を何度も音読・暗唱をするのです。1文なので、わずか1分でも、何十回と練習できます。

つまり、トータルで同じ回数練習するにしても、1文を連続で何十回と練習することがコツなのです。

1文につき、練習する量が中途半端なまま次に進んでしまえば、せっかく覚えかけたのに、スラスラ言えないまま終わってしまい、それまでの練習が無駄になってしまいます。

1文が難しければ、もっと短い範囲でOK

もし1文の中に、自分の苦手な表現や単語があれば、そこを重点的に、短い範囲で何度もくり返します。

また、1文を覚えることが難しければ、最初の2単語、くらいから始めてもいいでしょう。例えば、次のような文章があります。

I’m not having such disruptive behavior in my class.

1度に覚えるのが難しければ、次のように3つくらいに区切って、最初のまとまりだけでも言えるようにします。

①I’m not having /②such disruptive behavior /③in my class.

例えば、①が暗唱できるようになったら、②も続けて暗唱します。そこでもし、②が難しいと感じたら、②だけを何度も音読・暗唱し、すらすら暗唱できるようにするのです。disruptiveという単語が難しければすっ飛ばすのではなく、それだけを20回くらいくり返した後に②を練習する。時にはそういう手順も必要となります。

それから①と②を続けて暗唱し、それができたら③までを続けて暗唱します。

ちょっとしたことですが、その練習する順番の工夫が、時短につながります。文章にするとややこしいかもしれませんが、とってもシンプルな考えです。

1度に覚える英文の数については欲張らない

何度もお伝えしているように、1文における反復練習を増やすことが短時間に覚えられるコツです。なので、逆に1度に覚える文の数は、欲張らないようにしましょう。

筆者は最近、風呂上がりにドライヤーをしながら、新しい英文を暗唱します。以前は、その10分でダイアログ全部と練習問題の文章も覚えようと頑張っていました。そうなると結局、中途半端になってしまい、1つもスラスラ言えないままになっていました。

今ではダイアログの半分でOKというつもりで、1文につき連続で数十回と暗唱するようにしています。そうすると、まずはダイアログの最初だけはテキストなしで、つぶやけるようになります。それを食事の後片付けやトイレ、寝る時の短い間など、とにかく日常生活で、思いつくたびにつぶやくようにします。

そして残りの半分も同じようにやる。そうすることで、自分の言葉でスラスラ言える英文が増えていくのです。

もちろん、すぐ忘れてしまうので、復習も必要です。しかし、1度覚えれば、復習の時間は短時間ですみます。時間を空けての復習は、脳への定着にさらに効果的です。

まとめ:ピアノ学習からヒントを得た英語学習法〜暗唱編

ここまで、英文の暗唱を2年以上続けて気がついた、「効率的な英文の覚え方」について、ピアノ学習との共通点より紹介しました。

英語の暗唱をすると、リスニングの力が身につきます。会話をする時にもそのまま使えるので、きっと役に立ちます。

ただし、英語の勉強に時間がかけられない人も多いはず。筆者もそのうちの1人。どうにか限られた時間内でより確実に英文を覚えられないか、その想いで2年以上暗唱を続けてきました。

そこで気がついた方法は、1度に覚える文の数を欲張らず、1文における反復練習をより多く増やすことでした。トータル的に同じ回数練習するにしても、1文を連続で何十回と練習することが断然効率的なのです。それが結果的に短時間に覚えられるコツです。

筆者なりの英語時短術、いかがでしたか?少しでも忙しい皆さんにとって、英語学習のお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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音楽

ピアノをもっと気軽に!12才の未経験者が教えてくれたこと。

「ピアノをいつか弾いてみたい」、そう思いながらも、楽譜を読んだり、両手で弾いたりするハードルの高さを考えると、ピアノへ最初の一歩がなかなか踏み出せない人が多いと聞きます。

そこで、この記事ではあるエピソードから、ピアノはもっと気軽に取りくめる楽器だと言うことをお伝えします。

音楽未経験者が合唱曲伴奏のオーディションに挑戦

友人のお子さん(小学校6年生)の話です。

そのお嬢さんは、ピアノ未経験であるにもかかわらず、卒業式のお別れ会で歌う合唱曲の伴奏の校内オーディションに立候補しました。ピアノどころか、他の楽器も未経験であるため、楽譜は全く読めません。

立候補した際に彼女は、「(お別れ会で)私は、絶対に伴奏を弾く。」と、楽譜を手にする前から宣言していたそう。

オーディションまでわずか2週間あまり。そんな短期間で弾ける自信と根拠がどこから来るのか、話を聞いた当初、筆者はそう思いました。しかも、大人数を前にしての伴奏です。

ピアノを人前で弾く大変さを知らない未経験者だからこそ言えたのだろう、むしろそう思っていました。

楽譜は読みたくないという12才の彼女に

友人(ママ)は娘の宣言を半ば呆れながらも、「未経験者の娘でも弾きやすいように」と伴奏譜をアレンジし、楽譜面においてできる限りの協力をしました。

五線譜から、コード譜にしてあげたり、難しいところは簡単にアレンジしてあげたり・・・必要なコードはなんとか覚えさせ、鍵盤をどう押さえるべきか、工夫してアレンジ譜の読み方を教えてあげました。

そんな友人の工夫やお嬢さんの練習の経過をリアルタイムで聞いていたけれど、それでも、全くの音楽&ピアノ未経験者です。たった2週間で間に合わせるのは難しいだろう、と思っていました。

ところが、そんな筆者の心配をよそに、彼女はオーディション当日までに、友人(ママ)のアレンジバーションで、スラスラと弾けるようになっていたのです。

オーディションの結果

アレンジバージョンを練習した甲斐あって、なんと無事にオーディションに合格。その後、さらに昼休みにお友達と練習をくり返しながら、少しずつ音数を増やしていったそうです。

そして、本番当日までには、限りなく原曲に近い形で仕上げたそう。お別れ会当日も見事に、お役目を果たし、未経験だったことを忘れさせるような完成度に、周囲は驚きを隠せず、称賛の嵐だったのことでした。

ちなみにその友人(ママ)も、楽譜嫌い。そして、ピアノのテクニック的なことは、特に教えなかったそうなんです。その代わりに「YouTube」を参考に練習していたのだとか。

それでも、スパルタな練習はさせていないし、何より、ピアノのテクニックはゼロだったはずなのに、驚きですよね?

ピアノ譜の難しさとコード譜のお手軽さ

そのお別れ会が終わったのが、この記事を書いている約2週間前。そのお嬢さんは、今でも五線譜は読めません。コード譜だけ、しかもその合唱曲の譜面のコード限定です。メロディー的なものはおそらく暗譜だったのでしょう。

一般的に、ピアノへのハードルが高いと感じる理由のひとつとして、「楽譜の読み方」を挙げる人は多いもの。特にピアノは両手で弾くので、譜面も「大譜表(二段譜)」となっています。しかも、和音を表す時は、音符が重なって出てくるので、音符が読めるようになっても、初心者には難しく感じます。

一方、「コード譜」はどうでしょう。和音を表すときでも、「C」「F」「G」など、アルファベットが和音(コード)を表すので、瞬時にその和音の構成音を認識できます。つまり、初心者でも和音がすぐに弾けるので、単音で弾くよりもずっと楽しく感じられるというメリットもあります。

筆者は大人になってコードが読めるようになったのですが、コードが分かるようになったことで、ピアノが弾きやすくなったとも感じました。

今回の彼女のエピソードは、譜面の読みやすさは、ピアノへのハードルを下げるということをあらためて実感した出来事でした。

ピアノのテクニックがゼロだった彼女が、「鍵盤をどう押さえるべきか」を知ることで、テクニック的なハンデもカバーできたということになったのです。すごいことではありませんか?

なお、コードが読めるメリットについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ→ピアノ学習者必見!コードが分かるといい理由。

望むことは叶う前提で言葉にする大切さ

あともう一つ彼女から学んだことですが、やると決めたことに対し、「私は絶対に弾く」と強く思っていたことが、成功の理由として大きかったのではと感じました。

人は未来のことに対して「もし出来なかったらどうしよう」と考えてしまったり、願望があっても「弾けるようになりたい」という表現をしたりします。自信を持って「絶対に弾く!」「絶対こうなる!」など、なかなか言えるものではありません。少なくとも筆者はそうでした。

一方で、成功者の考え方として「望む未来は、叶う前提で言葉にすると叶う」、そのように紹介されていることを、これまで何度も耳にしたことがあります。

12才の彼女は、それは現実だということを、身をもって証明してくれたのでした。

まとめ:ピアノをもっと気軽に!12才の未経験者が教えてくれたこと。

ここまで、音楽未経験者である、12才のお嬢さんのエピソードをお話しました。

筆者は、そのお嬢さんが伴奏のオーディションに立候補した時、ピアノを人前で弾くことって、そんなに簡単なことではない、という気持ちが正直ありました。

しかし、その想いが見事に覆されましたし、それどころか、彼女の言動から大きく、2つのことを学びました。

・楽器未経験者にとっては、時には楽譜(五線譜)より、コード譜から入った方が学びやすい

・望むことは、叶う前提で言葉にすると現実になる

言葉って、とても大きな力を持つのですね。

コードの学習については、推奨する先生とそうでない先生がいらっしゃいますが、コードの知識はピアノ学習にとても役に立つことを、あらためて感じました。

ピアノは「方法によっては、気軽に取りくめるもの」、それが少しでもお伝えできれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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お掃除&片付けのこと その他

あるお掃除方法で奇跡が起きた話。

よく、「掃除をすると開運する」という内容を耳にします。

ずっと前に「トイレの神様」という曲がヒットしましたが、あの曲も「トイレをきれいにするといいことが起きる」という内容によるものでした。

しかし、掃除をするといいことが起きるという説が本当なら、小中学生は全員、いいことが起きる、ということになります。掃除は、学校生活において、毎日の日課なのですから。

でも必ずしも、全員がそうではないはず、というのが正直な気持ち。自分の小中学校時代を思い返しても、いいことばかり起きていたという自覚はありません。

しかし、あるお掃除方法を実践するようになって、筆者に奇跡が起こりました。

それによって、お掃除=開運説、は本当なんだ、と素人なりに実感することになります。

その説を信じていなかった筆者が、行動に起こした経緯とその効果について説明します。

開運お掃除の情報

掃除による開運を信じていなかった私。

たまたまSNSを通じて知った、ある「開運」のプロの人が、動画で、言っていました。

掃除をすると必ずいいことが起きる、と。まあ、よく聞く話です。

これまで「居心地のいい部屋で過ごしたい」という願望がずっとあったので、お掃除・お片付け関係の動画に興味があり、その動画をたまたま拝見したのでした。

それでも私は「掃除をすると運が開ける」説を信じていませんでした。掃除なんて、ほとんどの人がやっている家事です。

その説が本当なら、掃除をする全員にいいことが起きるし、これまで沢山の掃除をしてきた自分にも、もっといいことが起きていたはず!そう思いながら聞いていました。

ただ、唯一、とても気になる言葉がありました。それは

「これまでの私のクライアントさんは100%、すごいことが起きています。100%です。」

続きを、聞くだけ聞いてみよう、と思いました。一体、どんなことをやればいいの?

そのお方が毎晩やっている習慣というのがこちら。



毎晩、家族がお風呂に入った後、脱衣所の床を拭き掃除する。

その日、家族が履いた靴の裏を全て拭いて、靴箱に入れる。そして、土間には何もない状態にする。

正直言って、おもいましたよね。

え〜、面倒くさい。。。

しかも靴の裏を拭くだなんて、汚いし、しかも寝る前に。

そこまでしないといけないのなら、私には関係ないかな…と無意識で、シャットダウンしちゃいました。

100パーセント、ものすごいことが起きてます。」という魅力的な言葉も忘れちゃうほど、面倒くささの方が優っていました。。。

背中を押した友人のひと言

私のある友人。彼女は、開運にいい、と言われるあらゆることを、これまで試してきました。

トイレ掃除を「毎日」する、掃除機を「毎日」かける、ワイパーで掃除をする、盛り塩を玄関や部屋におく、粗塩をまいて、掃除機で吸う、アロマをたく、お香をたく…

彼女なりにその効果を実感した時は、その都度、報告をしてくれていました。

私も彼女を真似をしてやってみたりもしましたが、いまいちピンときませんでした。彼女ほど運気アップへの想いが本気ではないからかもしれませんが。

基本的には、私は願っていることに関しては、運に頼るより、現実的に方法を考えて取りくむことに、毎日徹していました。

そんな中、彼女から久々、運気アップの報告の連絡がありました。それは、ここ2カ月間試しているという「拭き掃除」。それを試すようになってからは、それまでの比ではないほど、次々といいことが起こり始めた、というのです。

それ以来、いいことがある度に具体的な報告をしてくれるのですが、第三者の私が聞いても驚くことばかり。さすがに私は心が揺らぎ始めました。

「具体的にどうやるの?知りたい。」

それは、床や気になるところを水拭きする、というものでした。

水拭きかぁ。SNSで知った、あのプロの人が言っていたことにも似てるなぁ…考え方も似てる…

それでも日々の生活に精一杯。今やっている掃除以外に、私には、拭き掃除までする時間の余裕はありません。

友人にはやれても、私には関係ないかな。。。

正直、そう思いました。私の重い腰はやはり、上がらず。

その後も、友人からは「いいことが起きた報告」が次々とありました。

さらに、私の背中を押した、彼女のひと言がありました。

「拭き掃除の効果を知ると、やらずにはいられない。」

彼女だって、仕事や家事、家族の用事でとっても忙しい。それでも「拭き掃除がやめられない」と思わせるほどの、効果ってよっぽどですよね…

きっと他のことを削ってでもやる価値のあることなのね?何よりも、最優先すべきことなのね…?

やっと私の、重い腰が上がりました。

拭き掃除をやっと実践してみた

友人の例、SNSの開運お掃除のプロの話、それぞれどちらかだけでは、きっと響かなかったと思います。2人の話をほぼ同じタイミングで聞いた、というダブルの効果で私に刺さり、行動に移すことになりました。

そして次の3つを実践することに。

①家族がお風呂に入り終わって、脱衣所の床を拭く。

②家族の靴の裏を拭いて靴箱に入れる。ついでにたたき(土間)を拭く。

③床を水拭きする。

他のネット情報では、靴箱の中もきれいに拭いた方がいい土間も拭いた方がいい、とのことだったので、まずは休みの日に靴箱の中をきれいにすることにしました。

靴箱から全て靴を出し、棚を全て拭きました。

そして、全ての靴の裏を拭きました

元々、靴箱の中に靴が全ては入りきれてなかったので、靴箱に収まるまでに、数足、処分もしました。

ちなみに、靴の裏を拭くのはウェットティッシュで良いそうです。それを聞いて、随分とハードルが下がりました。

毎晩寝る前に①と②をやるわけですが、家族が少ない我が家の場合は合計で5分位。なので、思ったほど大変ではありませんでした。何事もまずやってみるべきですね。

土間には何も置かない。そうすることで、朝、いい気が玄関から流れこんでくるそうです。神様はきれい好きなんだそうですよ。

③は1日おきにやっています。雑巾を使いますが、水拭きをすると、今まで気にならなかったホコリが気になるようになりました。特に、視線が低い場所のホコリです。掃除機だけでは、なかなか気がつかないものなんですね。

雑巾での水拭きをするようになって、見過ごしていたホコリをしっかり拭きとるようになりました。

スッキリします。

神様は、きれいなところが好き。

気のせいか、ホコリを拭き取ると、気持ちも前向きになります。それだけでも、時間を割いて水拭きをしてやってよかった、と思えます。

水拭きで奇跡が起きた

それを続けて2週間、まず、小さな奇跡が起きました。小さいと言っても、私にとってはかなり貴重なことなので、とてもびっくり。いつもなら4、5か月はかかってたことが、2週間で叶えられました。

そしてさらにその2週間後、もっと大きな奇跡が起きたのです。

それが起きた時は、自分でも信じられませんでした。

毎日やっていたのは、寝る前の脱衣所の床と靴の裏を拭くことです。靴も靴箱に片付けて、土間には靴がない状態にしました。

それによって、本当に神様が朝、玄関から来てくれてたのか、いい気が入ってきてくれてたのか…それは誰にも分かりません。

ただ言えることは、私にとって何年も待ち続けていたことが、この習慣を少し続けただけで、叶ったのです。それは紛れもない事実です。

この経験により、私はお掃除(特に拭き掃除)による開運の力を認めざるを得なくなりました。

むしろ、今ではもうやめることはできません。

まとめ:あるお掃除方法で奇跡が起きた話

ここまで、お掃除による開運を信じていなかった筆者が、行動を起こした理由と、その結果について説明しました。

小さな奇跡と大きな奇跡が起きたことで、今回始めるようになった掃除を毎晩せずにはいられなくなりました。

だって、奇跡がこれだけで終わってしまっては困ります。

何が起きるか分からないこのご時世。普通に生活できるだけで幸せだと感じます。

その「普通」を継続させるためにも、これからずっと奇跡が起きてもらわないといけません。

もう、開運のたためのお掃除、やめられなくなっちゃいました。

そして既に起きた奇跡がただの偶然ではなかったことを証明するためにも、これからもずっと脱衣所と玄関(靴底の裏)の掃除は毎日、続けて行こうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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お掃除&片付けのこと

居心地のいい部屋を目指して

昔からきれいなお部屋に憧れていました。子どもの頃にあった雑誌「美しい部屋」には、とてもきれいな部屋が紹介されてあり、その写真を眺めるのが大好きでした。

単に新しい家とか、大きな家、ということではありません。古いお家でも、狭いお家でも、物が少なめですっきりと片付けられた、「シンプルな生活感」が感じられるその空間に、憧れを抱いたものです。

しかし現実には、なかなかそううまくはいきません。はっきり言って私は、「片づけ下手」なんです。物が捨てられない性格、そしてめんどくさがりなんです。なかなか、理想のお家へは近づけません・・・

この記事は、居心地の良い部屋を目指してゆる〜く、プチ断捨離や片づけを実践する、ある主婦の単なるつぶやきです。

これまでの私の買い物傾向は、買った物を奥にしまいこんだまま、数年間忘れっぱなしだったり、似たようなアイテムを買ってしまったり・・・。

よしやるぞ!と大片づけしても、数週間後には結局、物が収まりきれずに、生活スペースに物が散乱してしまったり。

整理整頓して、分類分けもしたはずなのに、どうしても、「ちょっとしたもの」をどこに片付けていいか分からなくなってしまったり。

ちょっとしたもの、とは人様からいただいたちょっとしたものや、お出かけした時にもらったちょっとしたもの(リーフレットとか)、記録に残したい物、後で使うかもと思ったDMなど、です。一概には言えないから分類分けに困るのです。

そういう生活を何十年と経て、片づけ下手だと自覚した私は、最近では、せめて物を買わないように、そう心がけるようにしました。

かわいいと思った雑貨があっても、現実的に必要でなければ買わない。洋服を買いたくなったら、新しい服を入れるためのスペースを作ってみる。

1つでも迷う要素があれば買わない。便利グッズを店頭で見つけても、家にあるもので代用できないか、一旦考える。

そうやって本当に欲しいものだけを買う。そうすることで、以前よりずっと、物を買うことに慎重になり、物を大切にするようになりました。

そして以前は、「まだきれいな状態なのに、今の生活スタイルに合わずに使わずにいる物」「今後も使いそうにないのに、捨てられない物」、そういう物も多かったです。

そういう時は、捨てる罪悪感から逃れるため、リサイクルショップに持って行くこともありました。しかし、二束三文にしかならないので、やはりためらってしまい、結局はリサイクルショップもそんなに活用していません。

そんな中、今では便利な「メルカリ」さんを多用させていただいています。めんどくさがりの私は、長い間、メルカリで購入することはしていても、出品の方法が分からず、出品することからずっと避けていました。

しかし、あることがきっかけで、念願のメルカリ出品デビューができました。

おかげで、今ではプチ断捨離に大助かりです。

出品の準備や送る手間はかかりますが、必要な方に使ってもらえることが明確なので、リサイクルショップに持っていくより、引取り価格は多い上、満足感というとっても大きなおまけ付きです。

もっと早く出品デビューしておけばよかったな。メルカリさん、バンザイ!!

そうは言っても、現在はアパート暮らし。元々、あるものは必要最小限のものだけです。「いつか使うかも」は実家に置いたままです。

そんな中でも、先日、靴箱のスペースを空けるため、なんとか靴3足処分。

少しの快感を覚えた結果、実家の靴箱もスペースも空けちゃおう!と、なんと15足、処分しました。もう数年履いていなかったので、捨てるに値するものではありますが、とにかくすっきり!!

この快感を胸に、本当に使うもの、使わないものを見極める判断力を、これからも少しずつでもつけていきたいです。

今後はさらに「物の購入には慎重に」を心がけていこうと思います。確実に使うもの、そういうものだけ厳選しよう。普段使いはしないけれど、必ず必要な出番がある、そういうものもオッケー。

気をつけたいのは、「これ、今安いし、かわいいし、ああいう場面で使いそう」、そう思った物。それは本当に使う予定が明確になったら買う。実際に買う時期が、正規の値段になってしまっても、です。

不思議なことに、そういう物は買いたいと思う気持ちを忘れて、存在そのものを忘れてしまうことがほとんどなんですよね・・・。それでいいのです。むしろ、その程度の物だったんです。買わなくて良かった・・・。

これからも目指すのは、リビングやキッチンに空間を増やし、狭い中でも、快適に過ごす空間を作ること。

長くゆる〜く試行錯誤中ですが、少しずつでも思いつく工夫して、より理想の部屋に近づきたいと思います。

めざせ!居心地のいい部屋。

修行はこれからも続きます。

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音楽

音楽の力を感じた何気ない出来事。

音楽。日常的に誰もが触れているものです。自分で機器を使って聴こうとしなくても、テレビをつければ流れてきますし、外出先でも、勝手に耳に飛びこんできます。

学校では、教科としても扱われていますし、行事では児童や生徒たちの門出にも使われます。

音楽は何かと、私たちの生活や大事な場面には欠かせない存在になっています。

また、こういうことがありませんか?昔よく聴いていた音楽をたまたま耳にして、当時の記憶が鮮明によみがえり、とても懐かしい気持ちになる。こんな気持ちになることって、他ではなかなかありません。

筆者も音楽の力を感じることが、これまで様々な場面でありました。

数年前に父親が他界した時は、大好きなアーティストの音楽が心の支えとなったものです。それがなければ立ち直りはもっと遅かったでしょう。私だけでなく、母親も同じでした。音楽には、それだけの大きな力があります。

そして最近のことですが、何気ないことで音楽の力を潜在的に感じた出来事があったので、今回この記事を書いています。

それは、作曲家である友人が、彼女の新曲を送ってくれたことがきっかけでした。

ローファイヒップポップというジャンルのその曲は、初めて聴くのに、何というか、あったかいけど切ない。情景がすぐ目に浮かんでくるような、そんな曲でした。

その曲を聴いて浮かんだイメージはこんな感じ。



あるドラマのワンシーン。主人公は、恋人と幸せだった頃を思い出し、今はもう叶わない思い出にしんみりと浸っている。

その幸せいっぱいの回想シーンが流れ、現実へと場面は切り替わる。

自然とそんな情景が浮かんできました。

温かいけれど、主人公が抱く切ない感情が伝わってくるような印象を受ける曲でした。

そして、そんな曲を聴いた夜に、こんな夢を見ました。

もう何十年も忘れていて、全く思い出しもしなくなっていた人・・・高校生の時に隣りのクラスにいた、一目惚れのA君が夢に出て来たのです。

当時、やっとの思いで知り合いになることができ、毎日1回挨拶するのが私の、ささやかだけれど、大きな楽しみでした。その当時、気持ちに余裕がなかった受験生活に、鮮やかな色を与えてくれるような存在でした。

夢ではそんなA君とバッタリ再会。卒業して20年以上も経つのに、屈託のない笑顔は当時のままで、お互いの近況を簡単に話しました。

驚きと嬉しさの気持ちが溢れたのも束の間。途端に、A君の少し先を見る表情が険しくなり、何かを追って突然、その場から去っていってしまいました。その緊迫感は夢でも鮮明でした。

どうやらA君は、国を守るための何かしらの仕事で、身元がバレてはいけない職種に就いていたようです。そのため、自由な結婚も許されず、仕事に人生の全てを捧げていました。

夢の中でも手の届かない人でした(笑)。

もうずっと、存在すら忘れていた人なのに、それに高校時代のことを思い出したわけでもなかったのに、このように突然、夢に出てきたというわけです。

間違いなく、友人の新曲を聴いた影響によるものだったと思います。

不思議なのは、その曲を聴いたことによって別にA君を思い出したわけではないのに、A君が夢に出てきたということ。むしろ、夢を見るまで長いこと忘れていましたよね。

ただ言えることは、その夢は、私が友人の曲に対して抱いた印象と同じ状況だったということです。

温かくて、切ない・・・

言葉で書くと簡単ですが、音楽って、言葉にするのが難しいような感情も湧いてくるじゃないですか?それが音楽の力が偉大な理由のひとつななのだろうと思います。

この体験で、音楽って潜在意識に大きく影響するものなんだな、と強く感じました。きっと深層心理に働きかけるのでしょうね。

長くなりましたが、夢の話について、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました(笑)。

最後になりますが、あらためて、音楽の力って不思議ですよね。目に見えないものなのに、こうも人々に大きな影響を与える。元気だけでなく、感動も与える。

ドラマや映画にも欠かせませんし、日々一生懸命に生きている私たち、ほぼ全員に力をくれるもの。

そうやって知らず知らずのうちに、私たちは音楽の存在によって、ちょっとずつ人生が豊かになっているのではないでしょうか。

教員をしている友人も、これまで音楽によって、生徒たちとの何気ない時間が、かけがえのないものになった、というエピソードをよく聞かせてくれます。その友人の気持ちが伝わってきて、私までじんわりとほっこりした気持ちになります。

これからも日々、喜んだり、落ち込んだり、楽しんだり、悲しんだり・・・色んな感情を抱きながら過ごしていくと思います。そうしながらも、その先に希望を持って、音楽の力を借りながら、進んで行きたいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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健康

しもやけレベルの冷え性を克服した方法

約10年前まで、超がつくほど「冷え性」でした。少しでも寒いと手足は必ず、冷えていました。

今でも寒がりですが、ある方法を続けたことによって、末端冷え性は改善されました。さらには、毎年悩まされていた「しもやけ」もできなくなっていたのです。

それは、とっても簡単な方法でした。

この記事では、超寒がりな筆者が冷え性を克服した方法を紹介します。

冷え性が治ったきっかけ

まさか自分が、冷え性を治せるとは、想像すらしていませんでした。私がたまたま出合った、冷え性が治った方法について説明します。

水シャワーの効果

10年以上前のことですが、友人が健康のために、「お風呂で水シャワーをしている」ということを聞きました。友人は健康マニアなので、私も健康を目指し、真似してやってみることにしました。

何気なくやってみたことでしたが、私にとって、水シャワーの効果は、想像を遥かに超えるものでした。

その効果とは、水シャワーをした後にお湯に浸かると、ものすごく身体が温まる、というものです。「水をかけた部分」が特に温まり、それによって身体全体が温まるような感覚になるのです。

例えば、足先だけ水をかければ、足先が温まる、腰の下までかければ、足全体が温まる、という感じです。

ちなみに、水をかけた時間に比例して、温まります。

水にかかっている間は寒いですが、5〜10秒だけでも、かなり効果が感じられます。もっと温まりたければ、もっと長めにかかれば、さらに効果が実感できます。

温冷浴

「温冷浴」という言葉を聞いたことがありますか?温かいお湯と冷たい水を交互に浸かると身体が温まる、という健康法です。全身の血行を良くしたり、冷え性の改善に役に立つそうです。自律神経のバランスを整える効果もあるとのこと。

「水シャワーの身体温め効果」はこれと同じ効果だと思われます。

追い焚き機能が不要に

元々、超寒がりの私は、冬は、お風呂の「追い焚き」をしないと、お風呂から上がれませんでした。それも、1回では足りず、2回必要でした。そうでないと身体が温まらず、お風呂から上がった時に、寒くてたまらないのです。

そんな私が水シャワーをするようになってからは、入浴中、追い焚きをすることは、全くなくなりました

さらには、お風呂から上がっても、温かい状態がしばらく持続するようになりました。

お風呂から上がると、すぐに靴下を履くことがそれまでの習慣でしたが、それを急ぐ必要も無くなったのでした。

それらの効果を感じるようになってからは、特に冬はこの方法なしではやっていけなくなりました。

水の冷たさよりもその後の効果に着目すべし

もちろん水をかけている間は寒いですし、我慢が必要です。

しかしその後の効果を思うと、その冷たさは大した苦になりません。超寒がりの私にとっては、今では、水シャワーなしでバスタイムを過ごすことの方が何倍も耐えられないこと。それくらい、欠かせない習慣となりました。

その効果を実感しながら、数年、この方法を続けました。夏でもエアコンで身体を冷やすので、結局、一年通してやっています。

それまでは、冬は少し寒くなると必ず手足が冷えていましたが、水シャワーを続けるうちに、必ずしも「常に手足が冷える」という状態ではなくなってきました

しもやけができなくなった

そしてこの方法を続けて数年経った頃、あることに気がついたのです。

ここ数年、しもやけができてない!

これに気がついた時は、自分でも驚きでした。長年、しもやけに悩まされていたのに。

水シャワーで身体が温まるという効果は、気のせいではなかった、それを証明してくれた事実でした。

水シャワーの注意

最後になりますが、ここで紹介した例は、筆者自身の経験にもとづくものであり、専門的な視点でないことは、ご了承いただきたいと思います。

万人向けかどうかも、分かりません。

しかし、私がしもやけと冷え性を克服したことは事実です。教えてくれた友人も冷え性が改善したと言っていました。

なお、私の場合は、冷たい水をかける範囲として、お腹より上は抵抗があるので、腰より下だけにしています。

特に心臓などに持病のある方などは、寒い日に水シャワーを浴びることがいいかどうか、最初はかかりつけのお医者さんなどに相談した方がいいかもしれません。

まとめ:しもやけレベルの冷え性を克服した方法

ここまで、超寒がりの筆者が、冷え性を克服した方法を紹介しました。

まとめると次のようになります。

入浴時に、水シャワーを浴びることで、その後、お湯に浸かった時、温まり、保温効果も持続する。

なお、浴びた面積が広いほど、時間が長いほど効果は高まります。

冷え性で、長年しもやけに悩まされた筆者は、この習慣を続けることで、どちらも克服できました。冬のお風呂も億劫ではなくなりました。

水シャワーの冷たさに抵抗がある方は、決して無理せずに、最初は「少しの面積から、短時間」を試してみて、慣れたら、徐々に増やしていってみてください

寒い日でも身体が温まること間違いなしですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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英語のお勉強

オンライン英会話を受けて感じる、ピアノ学習との共通点

英語が喋れるようになりたいと思い、オンライン英会話のレッスンを受け始めて、10カ月が経ちました。

はずかしながら、料金の安さ重視で入会したので、その会社のサービスや教材は、あまり充実しているとは感じません。

他の会社の体験レッスンを数社受けましたが、比べるほど、そう思います…しかし、ひとまずはこのまま、続ける予定。

教材に期待してないからこそ、気がついたことがあります。

それは、レッスンを受けた後の満足感は、先生のやり方次第、ということ。

教材は中学生のレベルです。基本はリピートなので、教材通りに真面目に教えてくださる先生のレッスンを受けた後は、正直「退屈だった。」という感想を抱いてしまいます。

一方、フリートークを交えながら進めてくださる先生は、話が盛り上がることもあり、そういう時は、会話ができたということで、満足度は上がります。

ただ、今の私はまだまだ、思うようには聞きとれないし、言いたいことが全ては喋れるわけではありません。なので、フリートークの時間が長ければ満足する、ということでもないことが分かってきました。

では、どういう先生に出会った時に、「今日は充実していた」という気分になるのか。10か月、沢山の先生のレッスンを受けて、ようやく見えてきました。

同時に、ピアノの学習の過程との共通点を見つけました。

「このレッスンは充実していた!」と思える時

それは一言で言うと「ちゃんと会話ができた時」です。シンプルですね。

具体的に言うと、先生が「ゆっくり喋ってくれる」人だった時、です。確実に聴きとれる速さで喋ってくれると、落ち着いて話す練習ができます

そして、私がなかなか言葉が出なくても、じっと待っていてくれる。そして私の伝えた文章を、時々は正しい英語になおしてくれる…

そういう先生のやり方で学ぶと、レッスンが終わった時に「話せた」という達成感を味わえます。進歩はゆっくりでも、着実に自分の言葉で言えることが増えている、そう感じるのです。

つまり上達への道は、ゆっくりでも今の自分が伝えられるレベルの言葉でやり取りすることだと思います。

これはピアノの上達を目指す学習者にも言えることです。

例えば、ピアノを練習している時、上達したくて背伸びをして、速く弾いてしまう。

よくあることですが、これは上達への遠回りとなってしまう行為です。

もちろん、間違えずに弾けるのであれば、速く弾くことは問題ありません。

しかし「テンポを上げるレベルではないのに、速く弾いてしまう。」その結果、「途中で演奏が止まったり、何度も同じ箇所を弾きなおしたりしてしまう。」

そのくり返しでは、残念ながら上達は遠ざかります。

ゆっくりでも確実に弾けること。それができてから、ほんの少しずつテンポを上げること。それが、着実にレベルアップする方法です。

ピアノにおいて、そっちの方が断然、「背伸び」より近道なのです、

以前、こんな英語の先生もいました。教材通りのレッスンよりもフリートークが好きな私の気持ちを理解してくれて、色々な話題を提供してくれる先生です。

最初はとても刺激的で、ありがたく感じていました。物知りで、話題も豊富で、とても賢い人です。

しかし、話すスピードが私にとっては速く、話す量も多いため、段々と聞きとれなくなってしまうのです。

途中で「聞きとりたいので、もう一回ゆっくりお願い。」と勇気をふり絞って発言します。それでも、気がつけばその先生の本来の速さに戻ってしまいます。

だから私はついていけない…そして聞きとれない時間は、ぼーっと過ごすしかない。

せっかくだからレッスン時間いっぱいは、この先生と少しでも会話したいのに…

そんなレッスンが重なるうちに、こう思うようになりました。

私の低いレベルでは、この先生から学べるものがない、と。

その先生は「レッスンの時間いっぱい、英語で話してあげよう。」という優しさからの行動だったと思いますが、レベルが高すぎると、身につかないものですね…

それに気がついて以降は、その先生を予約するのはやめました。

最後にもう一度くり返しますが、英会話の上達への道は、ピアノ学習の方法と、とっても似ています。

もし、あなたが頑張り屋さんで、少しレベルの高い曲を目指したいのであれば、ものすご〜くテンポを下げて練習する。それだけでも、「今の自分のレベルにまで下げて練習する」が可能になります。

自分のレベルを自覚し、今できることをゆっくりでも確実にやる。それを積み重ねながら、レベルをほんの少しずつ上げていくこと。それが着実に実力の底上げにつながるのです。

その共通点を思い出しながら、今後、英語学習の上達に活かしたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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健康

4〜5か月で7キロ痩せた理由(食事制限なし)

私が4〜5か月で約7キロ痩せた理由。自分ことながら、理由が分かりませんでした。

食事の量を制限したり、運動の量を増やしたりしたわけではなかったので…

正直、今でも正解が分かりません。でも気になって、心当たりになるようなことを精一杯、思い出してみました。

ちなみに、40代、164センチの女性。一時期、やせたくて、お茶碗のご飯の量を減らしていた時でも、全く体重は減らなかった体質です。

ところがここ最近、周りに「やせたね」と言われることが増え、試しに体重計に乗っみた…それで初めてに気が付いたというくらい、やせた自覚はありませんでした。

しかし、なんで?ご飯を少なめに食べることを心がけてもなかなか減らなかったのに…

よ〜く思い出してみました。

ありました。

ここ数カ月前に変えていた習慣が。

それは、夜ご飯は19時までに食べ終わる。22時までに就寝、8時間寝る。

それだけです。

これがやせた理由かと言われれば全く確証はありませんが、「変えた習慣」について、心当たりはそれだけなのです。

間食はむしろ増えたような気がします。

もちろん、この習慣にしたからと言って、全員が必ずやせるとは限りません。やせた理由がそれだ、という証拠も根拠もありません。

ただ、この心当たりを友人に話したところ、「ダイエットには睡眠が何よりも大切らしい」という情報を、数人に言われました。そのひと言は、私にとっては説得力がありました。他に変えた習慣は全くなかったからです。

この習慣を今でも続けていますが、少し体重を戻そうと、ここ数カ月はご飯の量を増やしています。それでも、以前の体重ほど増えません。

今は情報過多の時代。何が正しいのか選ぶことは難しいです。それに、人それぞれ、合うやせ方って違うと思うんです。

やってみないと自分に合うやり方かどうかは分からない。だからこそ、この習慣をまだやったことがない人は、試す価値はあるかもしれません。

きっとお仕事の環境や、同居する家族の生活習慣によって、自分が希望する通りに生活することは難しい、という人も多いと思います。

私自身も毎日22時までに就寝することは、とっても大変なことです。

優先順位は人それぞれ違いますし、ご飯や寝る時間をそんな早い時間にするのはムリ、という人もいるでしょう。

それでも、どうしてもやせたいと心から願う人は、なんとかそれが出来るための方法を考えだす、家族の協力を得る、など最優先になるよう工夫して、試してみるといいかもしれませんよ〜。

以上、ここ数カ月からの体験をもとに、「約7キロ痩せた理由」をお話ししました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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その他

映画「パディントン」の魅力。なぜ誰も教えてくれなかった?

映画くまの「パディントン」。なぜこれまで私の周りで、こんなにすてきな映画を誰も教えてくれなかったのか。話題にすらならなかったのか。不思議でたまりません。

この記事は映画「パディントン」の魅力を、筆者の溢れる想いに任せてつづったものです。個人的な意見が多いことを、ご了承ください。

半年以上前、何気なく見た、数年前の映画、クマが主人公の「パディントン」。

原作はイギリスの児童文学です。2014年、イギリスとフランスの共同製作で映画化されました。

主人公はペルー出身の子熊。実写版で、主人公のパディントンのみCGです。素直で一生懸命な姿には、きっと私以外にも観た人の多くが心打たれ、90分のストーリーにすっかり引き込まれてしまったと思います。

CGだと思えないほど、音声と映像がシンクロしていて、パディントンはまるで現実に生きているみたいなのです。

とても紳士な子熊なのですが、初めての人間の世界に、それはもう様々なハプニングが起きます。

それもユーモアたっぷりで、感動、ドラマがあり、最後にはとっても温かい気持ちになる。何より、モフモフ毛皮のパディントンが可愛らしくて、もうたまりません!

「パディントン」で一旦は物語は完結しますが、続編「パディントン2」があります。

「パディントン」が大満足な内容だったので、「パディントン2」がそれ以上面白いかどうかなんて、観るまでは全く期待をしていませんでした。

しかしその想いは、見事に裏切られました。

2はスケールが大きく、更に笑いと涙が必要で…ドラマティックな展開には、常にドキドキハラハラでした。

いまだに観ますが、結末を知った今でも、パディントンの悲しそうな顔は、観るたびに胸が締め付けられる想いです。嬉しそうな表情はとっても愛らしく、何度見ても幸せな気分に…

そんな気持ちにさせてくれるパディントン。本当にすばらしい作品です。時間は1と2、どちらも90分なので、コンパクトなのもGood!子どもも大人も、広い世代で楽しめますよ。

この映画の見どころはパディントンの可愛さはもちろん、悪役には超大物俳優・女優であることなんです。1はニコールキッドマン、2はヒューグラントですよ!他の俳優さんたちにおいては、イギリス人が多いので、初めて見る役者さんばかりでしたが、どうやらイギリス映画では有名な人たちのようです。

配役から判断するとやはり、製作に力は入れていると想像できますし、更に日本語吹き替えは「松坂桃李」さんなので、間違いなく力は入れていると言えるでしょう。それなのに、なぜ身の回りでは話題にならなかったのか。やはり納得できない…

そして見れば見るほど、発見があり、飽きません。映画製作者の芸の細かさには脱帽で、ますますこの映画の虜になってしまうというわけです。

私は映画「パディントン」に出会って、久々に心が踊る感情を味わいました。

そして、パート1、2とも、日本版のDVD、イギリス版のDVD(そのための専用デッキも)、映画由来の小説と、マイケル・ボンド原作の小説数冊、などを購入してしまいました。

今後、数年はパディントンのおかげで、人生楽しめそうです。アニメも超かわいいのでおすすめ!

ところで映画「パディントン」。日本公開は2016年。映画公開のCMを当時、テレビで何度か見たことありました。

・・・ありましたけど、当時メディアは、他の映画ほど話題にしていましたか?あなたの周り(友人・知人・職場など)で、話題になったりしましたか?

少なくとも、私の周りでは全く話題になりませんでした。公開されて数年経ちますが、その間にも話題になったことはありません(2021.11月現在)。

これまで世の中の話題になってきたもの。例えばアニメではワンピース、進撃の巨人、キングダム、鬼滅の刃、映画ではジュラシックパーク、ハリーポッター、スターウォーズ…

それらは、テレビをつければ何かと芸能人が話題に出したり、街を歩けばポスターを目にしたり、友人や知人とお喋りすれば何度も話題にはなったりしてきました。

ちなみにそんな話題作なら、さぞ面白いのだろう、と思って、私自身トライしたものはいくつもありました。でもはまりませんでした。

むしろ、はまるどころか、面白さが全く理解できませんでした。私には世の中の傑作を楽しむ才能がないのか、と疑いもしました。

確かに、人によっても好みや興味を持つ分野は違いますから。話題になったものが全てが、全ての人にしっくりくるわけではないと思います。

そうだとしても、世間はパディントンのすばらしさを知らなさすぎではないでしょうか…(関係者が知らせなさすぎ?)。もっと宣伝して、日本の多くのテレビ番組でプロモーションしてもよかったのに。そう思ってしまいます。

製作者たちが商売っ気がなかったのでしょうか?(逆にそれはそれで好感持てますが…)

私がパディントンにはまった後、周りにいる誰に聞いても、この映画を見た人はほぼいませんでした。かろうじて存在を知っている人は数人いましたけど…

映画が傑作だと知っている人なんて、なおさらいませんでしたよ〜!せめて「知り合いの話では、すごく面白いらしいね!」なんて言葉が1度でもあってもいいのに…やっぱり、世間の認知度に、納得いかない〜。

もう1度言いますが、映画「パディントン」は、ユーモアたっぷりで、笑い、涙、感動、ドラマがあり、最後には誰もがとっても温かい気持ちになるハートフルストーリーです。誰に対しても紳士的で、健気な姿にきっと皆さん心奪われるでしょう。生きているかのようなモフモフのリアル感も必見です。

《終わりに》

この映画のことを語るとついつい、熱くなってします。

そんな自分も偶然観るまでは、存在こそ知っていましたが、こんなに素晴らしい映画だと知らなかったわけです。

だから「観るとハマる」人が私以外にもきっと日本中にいるはず。観た人数がまだまだ少ないだけ、そう信じています。

現在「パディントン3」が製作中という噂。映画で観賞する日がやってきた時には、映画館では胸がいっぱいで、平常心ではいられないかもしれません。

映画公開に関わらず、とにかく時代に左右されないすばらしい物語です。これからも微力ですが、友人・知人にどんどんおすすめして行こうと思います。

この記事では、個人的な想いを思うままに書いただけになってしまいましたが、パディントンの魅力はまだまだあります。別記事で、冷静に紹介したいと思います。

今後、日本でもさらに認知度が上がりますように。そして、パディントンにハッピーにしてもらえる人が、私だけでなく、日本中、世界中にもっともっと増えると最高です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。