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映画「パディントン」の魅力。なぜ誰も教えてくれなかった?

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映画くまの「パディントン」。なぜこれまで私の周りで、こんなにすてきな映画を誰も教えてくれなかったのか。話題にすらならなかったのか。不思議でたまりません。

この記事は映画「パディントン」の魅力を、筆者の溢れる想いに任せてつづったものです。個人的な意見が多いことを、ご了承ください。

半年以上前、何気なく見た、数年前の映画、クマが主人公の「パディントン」。

原作はイギリスの児童文学です。2014年、イギリスとフランスの共同製作で映画化されました。

主人公はペルー出身の子熊。実写版で、主人公のパディントンのみCGです。素直で一生懸命な姿には、きっと私以外にも観た人の多くが心打たれ、90分のストーリーにすっかり引き込まれてしまったと思います。

CGだと思えないほど、音声と映像がシンクロしていて、パディントンはまるで現実に生きているみたいなのです。

とても紳士な子熊なのですが、初めての人間の世界に、それはもう様々なハプニングが起きます。

それもユーモアたっぷりで、感動、ドラマがあり、最後にはとっても温かい気持ちになる。何より、モフモフ毛皮のパディントンが可愛らしくて、もうたまりません!

「パディントン」で一旦は物語は完結しますが、続編「パディントン2」があります。

「パディントン」が大満足な内容だったので、「パディントン2」がそれ以上面白いかどうかなんて、観るまでは全く期待をしていませんでした。

しかしその想いは、見事に裏切られました。

2はスケールが大きく、更に笑いと涙が必要で…ドラマティックな展開には、常にドキドキハラハラでした。

いまだに観ますが、結末を知った今でも、パディントンの悲しそうな顔は、観るたびに胸が締め付けられる想いです。嬉しそうな表情はとっても愛らしく、何度見ても幸せな気分に…

そんな気持ちにさせてくれるパディントン。本当にすばらしい作品です。時間は1と2、どちらも90分なので、コンパクトなのもGood!子どもも大人も、広い世代で楽しめますよ。

この映画の見どころはパディントンの可愛さはもちろん、悪役には超大物俳優・女優であることなんです。1はニコールキッドマン、2はヒューグラントですよ!他の俳優さんたちにおいては、イギリス人が多いので、初めて見る役者さんばかりでしたが、どうやらイギリス映画では有名な人たちのようです。

配役から判断するとやはり、製作に力は入れていると想像できますし、更に日本語吹き替えは「松坂桃李」さんなので、間違いなく力は入れていると言えるでしょう。それなのに、なぜ身の回りでは話題にならなかったのか。やはり納得できない…

そして見れば見るほど、発見があり、飽きません。映画製作者の芸の細かさには脱帽で、ますますこの映画の虜になってしまうというわけです。

私は映画「パディントン」に出会って、久々に心が踊る感情を味わいました。

そして、パート1、2とも、日本版のDVD、イギリス版のDVD(そのための専用デッキも)、映画由来の小説と、マイケル・ボンド原作の小説数冊、などを購入してしまいました。

今後、数年はパディントンのおかげで、人生楽しめそうです。アニメも超かわいいのでおすすめ!

ところで映画「パディントン」。日本公開は2016年。映画公開のCMを当時、テレビで何度か見たことありました。

・・・ありましたけど、当時メディアは、他の映画ほど話題にしていましたか?あなたの周り(友人・知人・職場など)で、話題になったりしましたか?

少なくとも、私の周りでは全く話題になりませんでした。公開されて数年経ちますが、その間にも話題になったことはありません(2021.11月現在)。

これまで世の中の話題になってきたもの。例えばアニメではワンピース、進撃の巨人、キングダム、鬼滅の刃、映画ではジュラシックパーク、ハリーポッター、スターウォーズ…

それらは、テレビをつければ何かと芸能人が話題に出したり、街を歩けばポスターを目にしたり、友人や知人とお喋りすれば何度も話題にはなったりしてきました。

ちなみにそんな話題作なら、さぞ面白いのだろう、と思って、私自身トライしたものはいくつもありました。でもはまりませんでした。

むしろ、はまるどころか、面白さが全く理解できませんでした。私には世の中の傑作を楽しむ才能がないのか、と疑いもしました。

確かに、人によっても好みや興味を持つ分野は違いますから。話題になったものが全てが、全ての人にしっくりくるわけではないと思います。

そうだとしても、世間はパディントンのすばらしさを知らなさすぎではないでしょうか…(関係者が知らせなさすぎ?)。もっと宣伝して、日本の多くのテレビ番組でプロモーションしてもよかったのに。そう思ってしまいます。

製作者たちが商売っ気がなかったのでしょうか?(逆にそれはそれで好感持てますが…)

私がパディントンにはまった後、周りにいる誰に聞いても、この映画を見た人はほぼいませんでした。かろうじて存在を知っている人は数人いましたけど…

映画が傑作だと知っている人なんて、なおさらいませんでしたよ〜!せめて「知り合いの話では、すごく面白いらしいね!」なんて言葉が1度でもあってもいいのに…やっぱり、世間の認知度に、納得いかない〜。

もう1度言いますが、映画「パディントン」は、ユーモアたっぷりで、笑い、涙、感動、ドラマがあり、最後には誰もがとっても温かい気持ちになるハートフルストーリーです。誰に対しても紳士的で、健気な姿にきっと皆さん心奪われるでしょう。生きているかのようなモフモフのリアル感も必見です。

《終わりに》

この映画のことを語るとついつい、熱くなってします。

そんな自分も偶然観るまでは、存在こそ知っていましたが、こんなに素晴らしい映画だと知らなかったわけです。

だから「観るとハマる」人が私以外にもきっと日本中にいるはず。観た人数がまだまだ少ないだけ、そう信じています。

現在「パディントン3」が製作中という噂。映画で観賞する日がやってきた時には、映画館では胸がいっぱいで、平常心ではいられないかもしれません。

映画公開に関わらず、とにかく時代に左右されないすばらしい物語です。これからも微力ですが、友人・知人にどんどんおすすめして行こうと思います。

この記事では、個人的な想いを思うままに書いただけになってしまいましたが、パディントンの魅力はまだまだあります。別記事で、冷静に紹介したいと思います。

今後、日本でもさらに認知度が上がりますように。そして、パディントンにハッピーにしてもらえる人が、私だけでなく、日本中、世界中にもっともっと増えると最高です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。