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楽譜の読み方(超初心者向け)

ピアノの楽譜の読み方③音符・休符の長さ

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音符は「音の高さ」と同時に「音の長さ」も表します。その種類によって長さが異なります。またその長さの分だけ休む記号を「休符」といいます。

「音の長さ」は、それが組みあわさると、すなわちリズムを表すことになります。音楽の大切な要素のひとつであるリズムを学ぶことは、ピアノや楽器を習得する上で、避けては通れないことです。

音符・休符の長さを知って、楽譜を読むための力を身につけましょう。この記事では、基本的な部分を取り上げます。

もくじ

音符の種類

音符には長さによって、種類があります。

音符の長さ(全音符、2分音符、4分音符、8分音符)

楽譜に書かれている音符の長さは、1拍として数える4分音符の長さを基準とします。(異なる場合もあります。)

4分音符♩=1拍(いっぱく)で数える

下の表を見てみましょう。たとえば「全音符」を楽器で弾く時、「1、2、3、4」と数える間はずっと伸ばしたままにする、という意味を表します。

また、8分音符を弾く時は、カウントする時に、数字の後に「と」という言葉を入れて数えると、8分音符を正しく理解できます。

付点の音符の長さ

音符の右側についている点は「付点」といいます。これは元の音符に半分の長さを足した長さの意味を表します。

たとえば「付点2分音符」は「3拍分のばす音符」を表します。

休符について

休符とは音が鳴ることを「お休み」することを表します。その長さは、やはり種類によって異なります。

《全休符、2分休符》
この2つの休符は似ているので、しっかり区別しましょう。

《4分休符、8分休符》

実際の楽譜でみると、下のように表されます。

 

拍子記号について

楽譜には1小節に入る音符の数が決まっています。そのための記号は、楽譜に必ず記載されています。

小節線と終止線

小節線・・・音符が入る小節を仕切る線のこと。

終止線・・・2重線で表され、曲の終わりを表します。

拍子記号

曲の始めに書いてある数字を「拍子」といい、分数で表されます。

分子:1小節当たり、(分母の)音符が何拍分あるのかを示す

分母:音符の種類を示す

 

⭐︎4分の4拍子

 

⭐︎4分の3拍子

⭐︎4分の2拍子

⭐︎8分の6拍子

※8分の6拍子は「8分音符」を1拍で数えます。

皆さんも自分が持っている楽譜で、音符・休符や拍子記号などを実際に見て、確認してみましょう。

まとめ:ピアノの楽譜の読み方③音符・休符の長さ

ここまで音符・休符の長さを説明しました。音符は音の高さを表すだけでなく、同時に音の長さを表す記号です。音の長さ、というのはすなわちリズムを表していることになります。

音楽の大切な要素のひとつであるリズムを学ぶことは、ピアノや楽器を習得する上で必要なことです。

この記事では基本的な部分だけを取り上げましたので、音楽の知識や楽器の技術がレベルアップしていくと、もっと複雑なリズムに出合うことになるでしょう。

初期の段階で正しく覚えて、楽譜を読む知識を少しずつ増やしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。